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2005年1月 4日 (火)

そして・・・。

最寄のリゾートに到着。
ここがどこなのか全くわからない、難民のような私達。
早速そこのリゾートの人が
にこやかにオレンジジュースを持ってきてくれた。
私達は行く場所を失ったというのに、
ここの人たちは何事もなかったように楽しげだ。

しばらくロビーで何を待つともない時間を過ごし、
機長には「飲み物代は飛行機会社が持つから、どんどん飲んで。
ランチもここに滞在してる人の後に食べて、リラックスして」
といわれるばかり。
ロビーにひとつだけあるテレビではCNNが流れており、
「地震、津波」の様子が映し出されている。
やたらと「disaster・・・」との声が聞こえる。
やはりとんでもない事態には間違いない。
しばらくCNNに耳を傾けていると、
リゾートの人が宿泊カードを持ってきた。
機長に「今日はここに泊まるの?」と聞くと、
「今日はね。」
「明日は?」
「明日はわからない。目的のリゾートに行ければ行くし・・・」
との返事。機長にもわからないのだ。
でも日焼け止めもないし、着替えもない。
日本から来た長ズボンの、ここでは暑苦しい姿のまま。
「水上飛行機に残してきた荷物を取ることは出来る?」と聞いたら、
君はこんな時に何て事を言うのかね?みたいな表情で、
「terrible disasterなんだから・・・」と断られる。

部屋に通されるも、特に荷物もなく、することもなく、
結局フロントに「マーレの現地旅行代理店に電話したい」
とお願いする。
何度かけてもつながらない。回線が込み合っているらしい。
何度か部屋とフロントを往復して、やっと繋がる。
代理店の人は、事態が全く飲み込めてない。
「リゾートには着いたんですよね?
滞在予定のリゾートの電話が繋がらなくて」
とのんきな様子。
「とんでもない!そのリゾートは流されて、今は○○リゾートですよ」と説明。
一度電話を切って事態を把握してもらい、
今後どうするかまた電話をもらうことに。
また部屋で気を落ち着かせようとしていると、電話が鳴った。
どうなったのかな?
電話出たのは父だった!
父は地震発生時から安否確認に必死になっていて、
現地代理店が日本の旅行会社に連絡、
そして居所がつかめたのだ!
嬉しかった!日本と繋がった!
急に安心した。

その後は結局、
目的のリゾートは従業員の居場所もつかめないくらい
状態が悪いらしく、今いるリゾートに滞在してください、
との連絡が来る。
そうとなれば、気持ちも落ち着いた。
CNNでは相変わらずこのニュースが流れ続け、
「What is a TSUNAMI?」との特集まで組んでいた。
CGを駆使した画像と解説者らしき人が津波の説明をしてたけど、
絶対日本の専門家のほうが詳しいはず!
地震と津波という概念が希薄だったことが
今回の被害の拡大を招いたようですが、それを実感しました。
「TSUNAMI」が世界共通語だということも初めて知ったし・・・。
モルジブのように標高の低い国が
どうして津波に無関心だったのか、残念でなりません。
しかし、今後日本の津波に対する警戒度やその知識などを、
参考にしていくことと思います。
地震は仕方ないですが、
その被害を極力少なくしていくことは出来るはずです。
もう2度とこのような大災害が起こらないことを願ってやみません。

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